大会への想い

「子どもの囲碁人口を増やしたい」、「全国大会で活躍できる子どもを増やしたい」、「多くの子どもにスポットライトが当たるようにしたい」、「子ども達に囲碁を楽しんでもらいたい」、こうしたスタッフの想いを形にしたのが本大会です。

昨年の国民文化祭では入門教室に70名の参加がありました。最近では入門教室に70名は聞いたことがないとプロの方よりお聞きし、囲碁に関心のある子どもやご家族は沢山おり、裾野を広げる可能性を感じました。

とある学校の先生より、楽しい思い出になるはずの全国大会で強豪校の子にコテンパンにされ、悲しい思い出になってしまった話をお聞きしました。楽しい思い出に変えてあげたいと思いました。

多くの大会で優勝者のみ注目されますが、多くの頑張った子たちにも注目して欲しい、子ども達も注目される機会が増えることで、囲碁の楽しさを醸成していきたい。石川県だけに留まらず、北陸三県に広げていきたい。

「負けたけど友達もできたし楽しいイベントだった」そう思っていただけるよう、田尻プロにもご協力いただき、誰もが楽しめる大会を目指しました。

『U18北陸こども囲碁十傑戦』はこうした様々な想いを紡いだ大会です。

今大会の目標は、大会に参加した全ての子ども達に「来年もまた参加したい!」と言ってもらうことです。そう言ってもらえるよう、スタッフ一同一生懸命頑張ります。

本大会開催にあたり、準備段階からサポートいただいた福井県囲碁協会、日本棋院富山県支部連合会の皆さま、本会の趣旨に賛同いただき協賛いただいた株式会社フクズミ様、株式会社北陸カラーフォーム様、北陸製菓様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

そして、大会を作り上げるためには、北陸3県の囲碁愛好家の皆さまの協力が不可欠です。これからも温かく応援して下さると幸いです。

U18北陸子ども囲碁十傑戦運営実行委員より